入選 佐藤可英〈プシュケーの翅〉


作品解説
ギリシャ神話に、プシュケーという名の人間の女性が、多くの試練を乗り越え幸せ
と永遠の命を得る、エロス神との恋物語があります。プシュケーはギリシャ語で魂
を意味し、それ故、蝶の翅を持ち永遠の魂を象徴する姿で表されます。現代に
ひた むき
生きる私達はまさに、強い魂と情熱、そして優しさをもって、直向きに荒波を乗り
越えなければならない時代にいると思います。
作品詳細
- 制作年
- 2016
- サイズ
- 194×390
- 使用画材
- 雲肌麻紙、膠、墨、岩絵の具