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DOJIMA RIVER AWARDS

-日本画-

入選 前田剛志〈戀歌〉

作品解説

万葉集の挽歌から着想を得た。大和葛城山の頂から眼下に望むと、古の葬送の道として知られる竹内街道を中心に、奈良と大阪の全景が広がる。天を仰いで歌う童たちは、青白き幻影か、亡霊か。その聲は、たたなづく山々、たなびく雲の鱗、ススキのさざ波、人家や高層建築の群がりに木魂して、共に震える。天がうたい、山がうたい、草木がうたう。なにかを切に戀ふ人の、心は童歌にのせられて、時を地を超え継がれていく。

作品詳細
制作年
2016
サイズ
194×388
使用画材
紙本、墨、岩絵具、胡粉、金属粉