大東佐和子 〈 34.5℃〉


作品解説
人間は体温が34℃まで低下すると死の淵を彷徨うと言われる。34℃の自分を想像する。青ざめた肌と黒い血。34.5℃は生死の境にあっても、まだうっすらとおぼろげに何かを感じられるぎりぎりの体温なのではないだろうか。34.5℃の自分を想像する。青ざめた肌とまだ赤い血。34.5℃の感覚を追いかけて、フィルムで撮影し、自家処理カラープリントで制作した。
作品詳細
- 制作年
- 2017
- サイズ
- 20×18 20×19
- 使用画材
- type-C プリント