滝村彩子 〈 少しでも〉


作品解説
絵を描くという行為そのものがNUDEになることであると感じる。自身の皮を一つ一つ剥ぎ取り、心の奥深く掘り下げそこから見えてくるもの。残る何か。それを表現へと繋げる。NUDEに成ることは容易くはない。どこまでNUDEになれるか。その追求に終わりはないだろう。少しでもその真なるものを捉えようと足掻く。NUDEに成ろうとして成りきれない自分が居る。
作品詳細
- 制作年
- 2017
- サイズ
- 182×71
- 使用画材
- 綿布、岩絵具、水干絵具、膠